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2006年8月 4日 (金)

嫁 夢のようなバス

です。

拝啓姑さま、夏風邪ですって!?なんとまぁ珍しい!ご無事でございますか?

本当に1日ぐっすり寝たら治っちゃったの?恐るべし姑さまの生命力!ですねえ。なによりです。そしてまた結婚式に出席されたのですね。楽しそう、カナダのガーデンウェディング。またあの、Sex&TheCity・サマンサ使用の Fuc★ M★ サンダル履いてお出かけになったのかしら?あの色っぽいサンダル、お嫁は密かに気になっていましたよ。姑ったらやってくれるじゃない、って。

でもねぇお義母さま、あなた思いっきり足の甲にバンソウコはっていらしたでしょ!?大事な大事な結婚式当日に!!おーっきく引き伸ばした集合写真でにっこり微笑むお義母さまの足に、すっとななめ横にのばしたそのステキな足に、ばっちりバンソウコがはってあって超目立ってんのよ~っ!!!あれどうなさったの!?虫刺され!?

おもしろすぎるのでどうかやめてください。

それではお嫁、皆さまがすっかり油断したころを見計らってまたバスのはなしを蒸し返したいと思います。ふふふ、またくるとは思わなかったでしょ~? 姑さまの、ルート間違えたりクイズ出しちゃったり運転手と客が激論戦わせちゃったりするおどろきの(でも笑える)バス話、おもしろーく拝見いたしました。公共の乗り物でそんなチッチキチーな出来事が起きるなんて、ホント日本では考えられないわ。そこで、お嫁が体験した、日本では考えられない夢のようなバスのお話をいたしましょう。

あれは去年の年末、バンクーバーの姑&姑ハズ宅にお嫁とボンが1週間滞在していた時の出来事。姑さまたちが年末ぎりぎりまでお仕事しているっていうのに、ボンとお嫁は毎日だら~んびろ~んれろ~ん。。。行く所といえば近くのショッピングモールとかスーパとか電器屋ぐらい。。。そんなホリデーに喝を入れるべく、「ふたりで夕食を街に食べに行く」というデートらしいデートを珍しく企画したわたくしたちは、小雨の中をてくてく歩いてバス停に向かったのでした。いつものようにだらだら~と歩いていたらあと1歩のところで来ていたバスに乗り遅れ、15分ぐらい待ちぼうけ。寒いし雨だし車なくてなんかミジメ!とプリプリしていると、がら~んとすいたバスがやっと到着。運転手にしては珍しく(失礼?)とても紳士的で知的な香りのするおじさまが運転するその静かなバスに、乗客は白人のおばあさんと大学生風のアジア人女性の2人だけ。しばらく走って街並みが少しにぎやかになり始めた頃、とあるバス停で「ちょっと5分ぐらい止まりまーす」とかいって運転手が降りちゃって、道でこれまた上品なおばさまと立ち話なんてしてるの。“これはきっと時間調整だな、それか、休憩を義務づけられているに違いない”と思ってだまってじっと座っていたけど、あれも運転手の気まぐれだったのかしらね?姑さま。

でね、話はつづきます。時間がくると運転手とその上品なおばさまが揃って入ってきて、突然おばさまがマイクを持ってあたしたちに話し始めました。「皆さまこんばんわ、私はこの運転手の妻です。実は今日、このバスの運転を最後に、夫は退職します。皆さんが乗っているこのバスが、長年バスの運転を勤めてきた彼の、生涯最後の勤めになるんです。皆さんありがとう、一緒に彼の退職を祝ってください」と言って、小さなバスケットに入ったかわいいチョコレートを、4人の乗客にひとつづつ手渡してくれたのです。みんな口々に「おめでとう!」と声をかけ、静かに走るその夢のようにステキなバスに乗りながらチョコレートを食べました。聞けば15年前、交通事故にあって闘病生活をしなければならなくなった奥さんを看病する時間を増やすために、それまでしていた仕事をきっぱりやめてバスの運転手を始めたということ。そして今日のこのバスで、その夫婦の15年にひとつのピリオドが打たれるというわけです。黙々と運転する夫を後ろの席から静かに見つめる妻。夜の雨の街をそっと走るバスにふたりの人生が満ち溢れてキラキラ光って、とってもまぶしく見えました。なんてなんてステキな話!ステキなバス!ステキなふたり!バスの中はぼんやりと明るくて、チョコはとっても甘くて、こころはじんわり温かくて、お嫁はなんだか涙がぽろぽろとこぼれました。まるで幻のような出来事でした。

もしかしたらボンとお嫁の見た幻だったのかもしれない。

結婚しようと決意したふたりが見せられた最高の幻。

ボンちゃんと、美しく誠実に生きていこうと思いました。

きょうはずっこけないでキレイなまま終るのよ~ん♪あの夢のような夫婦愛に1票!

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コメント

How did your husband react?

PS Is your husband stil in Japan?

投稿: TWINS RYUTA | 2006年8月 5日 (土) 09時42分

すごーく、いい話だね。
そのバスに乗り合わせたボンちゃんとお嫁はラッキー。なかなかそんなステキなことには出くわしませんよ。こういう時って、他人を巻き込んでも、巻込まれた人を幸せな気持ちにすることもあるんだね。
もっと心を外に向かってぶつけていきたい。そんな気分になりました。

投稿: げんげん | 2006年8月 5日 (土) 00時02分

嫁のバス話、感動しました。最近、涙もろくてやばいです。おいらも、以前、似たような体験したのであとでブログねたにします。

投稿: motta | 2006年8月 4日 (金) 11時27分

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